株式会社シンアペックス電子機器部門

超音波金属接合装置 SDB2000α

超音波金属接合用に開発したサーボ加圧機構と優れた超音波エネルギー制御で再現性の高い金属接合を実現

サーボプレスは超音波金属接合用途向けに専用開発
超音波金属接合用に開発した高剛性サーボプレスは、荷重検出部への超音波振動の影響を最小化する機構により、高精度での荷重計測を実現します。加工中のワークの塑性変形による荷重変化をフィードバック、設定した荷重に安定させることで超音波エネルギーを効率的にワークに伝えることができます。

品質管理や品質保証に有効
超音波接合時における超音波出力およびワークへの加圧力を常時検出、また接合過程においてワークが塑性変形した距離は、モータパルスの変動で検出するので、装置からアウトプットされるこれらのデータを品質保証や品質管理に有効活用できます。

MODEL SDB2000α

特長
超音波金属接合用途向けに専用開発したサーボプレス

安定した品質と再現性を実現する新世代超音波システム

200N～2500Nの幅広い荷重制御に対応

様々な超音波発振モードと接合判定モードが利用可能

周波数20kHzまたは35kHzの超音波発振器に標準対応

装置はユーザーニーズに合わせて自動化への対応が可能

超音波加工中の荷重変動、超音波エネルギー、位置変位等のデータは、生産技術や品質管理に有効利用できます。

用途
自動車ワイヤーハーネス、パワーエレクトロニクスなどの主要製造分野において信頼性の高い接合を提供します。

アルミや銅電線のワイヤーハーネス製造

車載端子、バスバー間の接合

パワーモジュール基板へのリード接合

アルミ箔や銅箔の積層接合

アルミ電線100sq、銅電線95sqを銅端子へ接合

銅板上へのNiメッキ銅（厚さ2mm）の接合

サーボ加圧制御を用いた超音波金属接合の利点

革新的なサーボ荷重制御を用いた超音波金属接合は、従来の空気圧駆動の加圧システムによる接合と比べ、再現性および信頼性において顕著な優位性をもたらします。また荷重や接合部の位置変位をモニタリングでき、且つこれらのパラメータを品質保証のための条件として設定することが出来ます。
ホーンやアンビル等交換が必要となるツールの寿命を延ばせることも大きな利点です。空気圧駆動による加圧システムでは、必要以上の荷重に伴い過度な超音波パワーが必要となるため、これらツールの摩耗を早めます。サーボ荷重制御では、最適な荷重制御によって超音波出力が適切に制御されます。
サーボ荷重制御によって、より低い加圧やエネルギーでの接合が可能となるため、ツール寿命の延長によるコスト削減のみならず、超音波発振器や装置に対する負荷も抑えられ、設備全体として長寿命化を図ることが可能であり、且つ生産におけるダウンタイムの削減につながります。

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超音波金属接合装置 SDB2000α

超音波金属接合装置【超音波メタルウェルダーMODEL SDB2000α】

超音波金属接合用に開発したサーボ加圧機構と優れた超音波エネルギー制御で再現性の高い金属接合を実現

用途 自動車ワイヤーハーネス、パワーエレクトロニクスなどの主要製造分野において信頼性の高い接合を提供します。

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用途
自動車ワイヤーハーネス、パワーエレクトロニクスなどの主要製造分野において信頼性の高い接合を提供します。